スキル砲の計算方法と系統ごとの倍率まとめ

雑記


こんばんは。ひぐらしです。
今回は色んなスキル砲についての倍率や計算方法をまとめてみようと思います。

基本となる倍率


ぷよクエのスキル砲は、特殊な例(チャーミードラコなど)を除くと、共通点があります。
それは、「盤面のぷよを他の色に変換すること」です。

これは、スキル砲の原点ともいえる、初代シリーズから続く系譜です。
かつては盤面内の色ぷよを3色変換する(=1色余計な色が残る)スキルが主流でしたが、現在は4色すべてのぷよを変換する(=全消し)スキルがほとんどになっています。

これが意味するのは、スキルを使ったときに常に盤面が特定の形(=すべてのぷよが同じ色になって、全消しされる)になる、ということ。
つまり計算が容易なわけです。

全消しの時の計算式というのは決まり切っていて、(同時に消したぷよの数 – 4)×(0.15×同時消し係数の増加量)+ 1にそれぞれを当てはめると、(48-4)×(0.15×2)+1=14.2となります。

これがスキル砲を考えるときにいつも出てくる数字です。
詳しく計算を知らない、という方でも14.2という数字は聞いたことがあるかもしれませんね。

プリズムボール


強力なスキル砲には、プリズムボールを生成するものが多くあります。
プリズムボールの倍率は決まっていて、1個ごとに3倍になります。

この倍率は、先ほどの14.2倍という倍率にそのまま足し算をして構いません。

例えば、「プリズムボールを4個生成してから全消しするスキル」は、14.2という基本倍率に、プリズムボール4個×3をした12を足した、26.2倍というのが合計の倍率です。

この計算の仕方を覚えておくと、プリズムボールを生成するスキルの倍率を簡単に割り出せるようになります。

スキル内エンハンス


一部の強力なスキル砲は、スキル砲の中でのみ適用される、専用のエンハンスを持っています。
代表的な、スキル内エンハンスを持っているカードには、サタカバ、ラフィソル、オボロなどがあります。

この効果のミソとなるのは、プリズムボールを巻き込んだ時にもスキル内エンハンスが適用されるということです。

プリズムボールが3倍というのは、基本的には絶対のルールなのですが、スキル内エンハンスを持ったスキルに巻き込む場合に限っては、それ以上の倍率になります。

例えば、スキル内エンハンスが2.4倍のサタカバのスキルに、プリズムボールを12個巻き込んだ場合、まず14.2倍の基本倍率に、プリズムボールの3倍 × 12個を足します。

すると14.2+36=50.2倍となります。
そのうえで、スキル内エンハンスである、2.4倍をかけます。結局、50.2倍 × 2.4で120.48倍になります。

スキル砲は2枚で比較が基本


スキル砲はカード2枚を使った倍率で比較するのが基本になります。
これはぷよクエのエンハンスの種類に関係しています。

スキル砲に乗せられるエンハンスはいくつかありますが、現実的に採用するに足るのは以下の4種類しかありません。

  • 通常エンハンス
  • 条件エンハンス
  • 状態異常(怯え・怒り)
  • 盾破壊

これ以外のエンハンスは使う意味が薄いです。

例えばスキル砲には、幻獣プリンセスシリーズのチャージスキルが使えます。
チャージは解放される際に1.4倍のエンハンスがかかります。

「50倍のスキル」に1.4倍のエンハンスがかかると70倍になりますが、それなら幻獣プリンセスよりも、「50倍のスキル」の2枚目を使った方が強くなりますよね。(50+50=100倍なので)

他にもいくつか、エンハンスっぽいものはあるのですが、いずれも採用する理由になりません。

一方で、上にあげた4つのエンハンスは、いずれも「50倍のスキル」を増やして使うよりも強力です。

  • 通常エンハンス→3.5倍以上
  • 条件エンハンス→3倍以上
  • 状態異常(怯え・怒り)→2倍
  • 盾破壊→3.5倍以上


これら4種類をデッキに組み込もうとすると、残るカードの枠は2枚になりますね。
あまった2枚の枠を、スキル砲のカードで埋めることになります。
結果、スキル砲を使う場合には、2枚セットで使うのが大半になるというわけです。

スキル砲の区分


上記のように、プリズムボール、スキル内エンハンスの倍率の違い、などによって、スキル砲の種類は何種類かにまとめることができます。

初代系


初代系のスキルは、全消しだけをするスキルです。
最も基本となるスキル砲です。

代表的なカード

  • 初代シリーズ(とっくんで獲得できるスキル):14.2倍
  • セーラーちびムーン:14.2倍

ヴァダル系


ヴァダル系のスキルは、全消しをした後にプリズムボールを生成し、スキル内エンハンスを持っていないスキルと定義づけることができます。

代表的なカード

  • うるわしのルルー:14.2倍+プリズムボール12個
  • 戦乙女ダークアルル:14.2倍+プリズムボール12個
  • はれやかなウィン:14.2倍+プリズムボール13個
  • 伝道師りすくま:14.2倍+プリズムボール12個
  • いさましいフレッド:14.2倍+プリズムボール8個

などです。

はりドラ系


はりドラ系のスキルは、プリズムボールを生成してから全消しをし、スキル内エンハンスを持っていないスキルと定義づけることができます。

代表的なカード

  • あかきウィッチ:44.2倍(14.2+プリズムボール10個×3倍)
  • はりきるドラコ※:38.2倍(14.2+プリズムボール8個×3倍)
  • ラフィソル(★6時)※:38.2倍(14.2+プリズムボール8個×3倍)
  • アナスタシア・パルマ:38.2倍(14.2+プリズムボール8個×3倍)

※自色のみではなく5色に分割して変換するスキル

ラフィソル系


ラフィソル系のスキルは、プリズムボールを生成してから全消しをし、なおかつスキル内エンハンスを持っているスキルと定義づけることができます。
スキル内エンハンスの倍率は現状すべてのカードが1.5倍です。

代表的なカード

  • あかつきのドラウド3世:57.3倍((14.2+プリズムボール10個×3倍)×スキル内エンハンス1.5倍)
  • アルル&カーバンクル(とっくんで獲得できるスキル):57.3倍((14.2+プリズムボール10個×3倍)×スキル内エンハンス1.5倍)
  • ラフィソル:57.3倍((14.2+プリズムボール10個×3倍)×スキル内エンハンス1.5倍)

サタカバ系

サタカバ系のスキルは、高い倍率のスキル内エンハンスを持っており、プリズムボールを生成しないスキルと定義づけることができます。スキル内エンハンスの倍率はラフィソル系より高く、2倍から2.4倍のものがあります。

代表的なカード

  • きらぼしのレムレス:34.08倍(14.2倍×スキル内エンハンス2.4倍)
  • サタン&カーバンクル:34.08倍(14.2倍×スキル内エンハンス2.4倍)
  • オボロ:28.4倍(14.2倍×スキル内エンハンス2倍)

サタカバ系のスキルは、単独ではラフィソル系の倍率に劣りますが、プリズムボールを生成するスキルと組み合わせることで高い倍率を獲得することができます。

まぶしいサタン系


スキル発動中の連鎖係数の増幅効果を2.4倍にします。

ぷよクエでは2連鎖目の攻撃に1.4倍、3連鎖目の攻撃に1.7倍、4連鎖目に2倍、5連鎖目に2.2倍・・・というように連鎖係数というものが設定されています。
連鎖係数の増幅効果、というのは、ここから1を引いた値のことです。あくまで1倍が基準で、2連鎖目には0.4倍が増幅されている、というわけですね。

まぶしいサタン系のスキルはこの連鎖係数の増幅効果を、スキル発動中に2.4倍にしつつ、全消しを2回します。

代表的なカード

  • アルル&カーバンクル:42.032倍(14.2倍+(14.2倍)×1.96<2連鎖目の連鎖係数増幅分:0.4倍を2.4倍して1を足したもの>)
  • まぶしいサタン:42.032倍(同上)

チャーミードラコ系


「強力」といえるスキルの中で、唯一「盤面を変換して攻撃する」スキルではないのがチャーミードラコです。

盤面にある色ぷよの数によって倍率が決まります。

代表的なカード

  • チャーミードラコ:最大62.4倍(盤面の色ぷよの数:最大48個×1.3倍)

盤面のぷよを変換して消すわけではないので、プリズムボールを巻き込んでもダメージは変化しません。
またおじゃまぷよ、ハートボックスが盤面にある場合には倍率が減少します。

関連記事