チャーミードラコの使い方【デッキ例】

ぷよフェスカード


こんばんは。ひぐらしです。
10連覇目の節目となるギルイベがなかなか開催されず、なかなかどうしてくすぶっております。
最近よくギルイベやる夢見てますね…

ひぐらしのなく頃にの新作(アニメ?)が出るとのことなので、それまではおとなしく冬眠していようかと思います。

さて、ぷよクエの投稿は続けていこうと思います。
今日は2020年ぷよの日ガチャで登場した、チャーミードラコについてです。

総評

「最強のスキル砲カード」

赤属性最強のスキル砲です。
赤にはうすやみのDGアルル、あかつきのドラウド3世といった強力なカードもありますが、それらを抑えて全盾7億ダメージを可能にしました。

スキルは新しいタイプのものですが、特にスピード面で遅いこともなく、さらにおまけで追加効果もあります。
唯一の欠点は体力倍率が控えめなこと。後述します。

回復タイプとは思えない攻撃の高さ

リーダースキル

味方全体の攻撃力を4.8倍、体力を3倍、回復力を2倍にし、さらに一度に消せるぷよ数を3個増やす


サタン&カーバンクル、ルリシアと同じく、一般的なぷよフェス☆7よりも強力なリーダースキルです。
ただしサタカバなどとは異なり、体力が3倍という点が少々不安です。
ぷよクエでは回復より体力の方が重要ですので、体力が不安な際は蒸気ルルーなどを使ったほうが良いでしょう。

逆に回復の高さは活かしづらいです。
おまけ程度に考えると良いでしょう。

追加効果の「なぞり消し数増加」の強さについてはサタカバ・しゅんげきのルルーと同じく申し分ありません。
消すときは16個同時消しを意識すると早くスキルが溜まりやすいでしょう。

スキル

効果:相手単体に味方全体がフィールド上の色ぷよの数×「こうげき」×1.3の属性攻撃を与え、フィールドをリセットする
さらにその直後に落ちてくる色ぷよを連鎖のタネに変える


実をいうと私は身構えましたよ…またつきよのウィッチ系統じゃないかって。
あのようにあからさまに使い道のないスキルは、お財布には優しいですがロマンがないですからね。

しかしチャミドラはそうではありませんでした。
この手の、ぷよの数に応じて攻撃する系統で強力なスキルは今までありませんでした。
いくつか重要そうな効果を検証したのでピックアップしてみます。

何色が何個あろうがどの色もダメージが同じ

これは地味に重要です。
ぷよクエの盤面は基本的に信用ならないので、「◯色ぷよの数×〇倍で攻撃」というのではダメなんですよね。
安定感に欠きます。

チャミドラは例え赤ぷよが0個でも、赤属性で攻撃することができます。
使い所はギルイベの全盾がメインになるはずなので、常に一定のダメージである点は計算がしやすくて便利です。(これは他の有用なスキル砲全般に言えることです)

まあそもそもそこまで効率を突き詰めているギルドがいまどれだけあるんだという話ですが…

ハートボックスやプリズムボールを巻き込むとダメージが減る


これは普通のスキル砲と異なる点ですね。
サタカバとかラフィソルの場合は、「ぷよを自分の色に変換することで攻撃」するのですが、
チャミドラの場合は「色ぷよをダメージに変換することで攻撃」します。

微妙な違いに思えますが、これが色々問題を起こします。
まず色ぷよ以外のものが混ざってしまうとダメージが減少します。
ハートボックスの混入は防げないため、多少のダメージ減少は致し方ありません。
またプリズムボールに関しても、ぷよを消して攻撃しているわけではないため、隣接していようとダメージが発生しません。
ギルイベ的には、ハートボックスやプリズムを生成する相手に対しては弱くなってしまいます。

また変換後の盤面には必ずハートボックスが3~4個あるため、連続で使用するとダメージが少し減ってしまいます。(7%ほど)
おじゃまぷよについては要検証。多分こちらもダメージ減少します。

チャンスぷよを巻き込んでも大連鎖チャンスは発生しない

繰り返しになりますが、ぷよを消してダメージを発生させているわけではないため、チャンスぷよも意味がありません。

使い方・デッキ例


基本的には前半の効果と後半の効果を別物と考えるべきでしょう。
強いて言えばスキル貯めなおしには使えますが、それ以外で両方を活かす使い道は今のところなさそうです。

前半の効果


こちらについては深く考えずに普通のスキル砲として使えます。
1発あたりの攻撃力は62.4倍。
2枚のカードで124.8倍を出せますが、これはスキル砲の中でも相当強力な部類です。
参考までに、はれウィンきらレム砲が147.2倍、伝りすサタカバ砲が139.7倍、うすやみあかドラ砲が115.8倍、ラフィソル砲×2が114.6倍です。

普通に組んでみたダメージとしてはこんな感じ。



全盾相手に7億以上出せるスキル砲のひとつです。これで7億出せないスキル砲は青だけとなりましたね…

後半の効果

こちらはまったく新しい効果です。
確定で11連鎖、ネクスト変換スキルも組み合わせれば12連鎖を確定で繰り出せます。
この分離ゲーのぷよクエで運営さんは何を期待してんだ…って話ですが、せっかく登場したんですし何かわるさができないか考えてみる必要がありますね。

回転率を高めるという意見

まず常に11連鎖(8個以上の自色)が確定するというのは、スキルを溜めなおすうえで好都合です。
ただしギルイベでループするのは、よほどタワーに余裕がないような場合を除いてはあまりオススメできないですね。
ループ回数を減らして1回のダメージを増やすのがギルイベの鉄則です。

アクティブ人数の少ないようなギルドでは役に立ちそうですし、他にはとことんの塔のように複数回スキルを使いたい場合にも役に立ちそうです。

魔導剣士を利用した大連鎖を狙え!デッキ


他に思いつくのは、連鎖が増えるほどダメージが増加するリーダースキル、そう、魔導剣士シリーズなどの「連鎖数に応じた攻撃力増幅効果を増幅させる(原文ママ)」スキルです。
この手のリダスはかなりややこしい計算をするのですが、簡単に言えば、
2連鎖目→1.4倍
3連鎖目→1.7倍
4連鎖目→2.0倍
という連鎖に応じた攻撃の増加に対して働くリダスキです。

実際には分離消しが強すぎるせいで、最低でも「5連鎖目に4分離する」というような狂気曲芸じみたプレイングを要求されます。
さらには比較対象だったカードがインフレに飲まれてしまう中で、これといったテコ入れもされず、誰も話題にあげなくなっていました。その威力は果たして…

実用性はさておき、こんな感じに組んでみました。

アポストロスを2回使います。
考察で大事なのは、まず理想状態でのダメージを検証してみて、その方針に意味がありそうなら現実的に使えるデッキ形に落とし込んでいく、という姿勢です。
だからボスで実践するのが無理でも、まずは最高打点で組むことが重要です。
この場合のダメージ(倍率)はどれぐらいになるでしょうか。
計算してみました。

細かい話はややこしすぎるので画像のみで。

重要なのは、グレー背景の部分です。
ここはつまり、「4.5倍リダスキのカードで同じ倍率を再現するには何倍の消し方が必要か?」という問いの答えでもあります。
言い換えるとつまり、
チャミドラスキル使用後の12連鎖で出せるダメージは「4.5倍のリダスキ持ちのカードで約21倍を出したのと同じ」ということです。

よ、よええ…
21倍というと、しろいフェーリ系を使えば2分離でも出せます。
雑に4分離をした場合でも、45倍とか出ますからね…
ちなみに童話系のスキルを使っても、分離無し4個消しのダメージは増加しません。

と、いうことで、魔導剣士系をリーダーにして12連鎖をするデッキは、残念ながらダメージの採算が合わないことがわかりました。

もうひとつ、盤面を活かして分離消しをすることについても考えてみたのですが、たぶん弱いんですが完全に否定することができずに検証に挫折してしまいました。
チャミドラ使用後の各盤面で分離消しをして、同時消し係数5倍の160倍を出せれば(ほぼ不可能な気がします)、怯えスキルなどの代わりに使うことが可能ということだけ、一応示しておこうと思います。

とことんの塔

最後にとことんの塔での有用性について特筆すべき点があるため、触れておきます。
ぷよクエで最も難しいクエストは蒸気塔でもギルイベのラスボスでもなく、常設のとことんの塔です。
というのも、最高ミッションの34000点を出すためには、14連鎖が必要だからです。

チャミドラは12連鎖を確実に出せるという点で、この超難易度ミッションを現実的な挑戦難易度にしてくれるんじゃないかと期待しています。
実際に組むとしたらこんな感じのデッキになるでしょうか。

チャーミードラコのまとめ

  • スキルは前後半で全くの別物
  • 最強クラスのスキル砲として使える
  • 後半の効果は活かしにくい
  • とことんの塔で大連鎖を狙える(34000点ミッション)

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