こんばんは。ひぐらしです。
今回は攻撃回復逆転ステージの攻略をしていこうと思います。
このページの目次
攻撃回復逆転とは?
「攻撃回復逆転」とは、ギルイベの特定のボスが持っているトクベツな効果のことです。
かつてはギルイベ以外でも「攻撃回復逆転クエスト」があったのですが、いつの間にかなくなってしまいました。
ユーザの間では単に「逆転」と呼ばれることが多いです。
このステージではその名の通り、
攻撃と回復の値が入れ替わります。
しかもただ入れ替わるだけでなく、ナゾの補正がかかったり計算がややこしかったりします。
そのため普通のクエストと同じデッキで挑むと、基本的に歯が立ちません。
攻略するには、特殊なデッキを使うことが必要になります。
以上のような難しさから、逆転ステージに対して苦手意識を持っている人も多いかもしれません。
しかし、適切なデッキを使いこなせるようになると、むしろギルイベの楽しみの一つにすることができます。
皆さんもぜひ、このページで勉強して逆転を楽しめるようになってほしいなと思います。
リーダー・エンハンスの選び方
逆転で使うデッキは、リーダーを選ぶところからしてよく考える必要があります。
なぜならぷよクエの多くの強力なリダスキは、
攻撃と回復のどちらかしか強化できないからです。
(闇の天使シリーズなど例外もあります)
ではどのような基準で、逆転ステージで使うリダスキを決めていけば良いでしょうか。
逆転ステージのデッキを考えるには、まず初めに「こうげき」と「かいふく」どちらで戦うかを決める必要があります。
これはスキルの説明に書いてある内容を参考にすると良いでしょう。
「こうげき」で戦うスキルの例としては、
- ロックなハーピーのように、説明に「こうげき」を使うと書かれているスキル
- サタン&カーバンクルのように、ぷよを直接消すことで攻撃するスキル
- 童話のようになぞり消しを強化するカード
(普通のなぞり消しは「こうげき」を参照します)
などがあります。
逆転ステージでは、これら「こうげき」参照のスキルには、
- リーダー:ゴーストロリータ、雅楽師など
- エンハンススキル:ゴーストロリータ、ラビットダンサー
などを使います。
どちらも説明に「回復力」を強化すると書かれています。
対して「かいふく」を使うスキルには、
- 闇の天使
- 聖夜の天使
- 鏡音リン
- シグ ver.神山誠十郎
などがあります。
これらは説明欄に「かいふく」を使うと書かれています。
逆転ステージでは、このような「かいふく」参照のスキルには、
- リーダー:蒸気都市の魔導学校、多くのぷよフェスカードなど
- エンハンススキル:蒸気都市の魔導学校、すずらん+@、くろいシグなど
を使います。
どちらも説明に「攻撃力」を強化すると書かれているカードです。
つまりまとめると、
- 「こうげき」を参照するスキルには、「回復力」を強化するリーダースキル・エンハンスを
- 「かいふく」を参照するスキルには、「攻撃力」を強化するリーダースキル・エンハンスを
それぞれ使うというわけです。
上記の文面でちょうど攻撃と回復が入れ替わっていますね。
これが逆転と言われているゆえんです。
「こうげき」と「攻撃力」などの表記が紛らわしいのですが、キャラクター紹介文などでは結構厳密に使い分けられているようです。
今回紹介したようにこの2つを分けて考えれば、問題ありません。
その他の特殊な仕様と戦術
逆転にはこれ以外にも見過ごせない重要な仕様がいくつかあります。
以下に示すのはいずれも逆転ステージでのみ発生します。
これらの仕様を変に感じてしまうのは、攻撃と回復をどのタイミングで逆転させているか、など曖昧な部分が多いがためです。
逆転の仕様は運営サイドから公開されているものではなく、あくまでユーザ側が独自にデータを集めているに過ぎません。
リダスキの効果のうち、追加で発生するものは効果がなくなる
一部のリダスキ効果には、タマシイの悪魔、蒸気都市の魔導学校のように、
「さらに」といった文言でダメージの増加を示す効果が書かれています。
ほとんどの場合、これらの「追加効果」は発生しません。
理由は不明ですが、逆転の効果がユーザーの思い通りにならない形で反映されているのだと思われます。
この効果は攻撃に乗らない代わりに、
ハートボックスを消した時の回復量に乗っています。
ただし倍率の定まっていないカードの中でも、はりきるドラコなど、例外的に追加効果が攻撃側に発生するカードが一部あるようです。
条件エンハンスが無効
エンハンスとは別に攻撃をアップできる、条件エンハンスというものがあります。
代表的なものは蒸気都市の初代シリーズ、ローザッテ、リャタフーなどです。
理屈は不明ながら、条件エンハンススキルは逆転ステージでは無効になってしまいます。
これが原因で、逆転ステージのエンハンス枠が通常時より1つ少なくなってしまいます。
エンハンスが少ないとダメージも小さくなるので、逆転ステージに時間がかかる要因になっています。
また逆に言うと、条件エンハンスのスキルはどれほど強くても(普通に使うと)逆転ステージで使えません。
条件エンハンス持ちのカード評価をする際、ガチャを引くべきか判断する際には、逆転ステージで使えないことを考慮しておく必要があります。
「逆転補正」
逆転ステージでのダメージは、通常の計算だけでは説明のつかないダメージ変化があります。
これを俗に「逆転補正」などといいます。
逆転補正は参照するステータスによって変化し、
- 「かいふく」参照のスキルは0.5倍
- 「こうげき」参照のスキルは2倍
という倍率になります。
逆転補正は計算の最後にかけてあげます。
ちなみにラビダンリーダーの時でも
- 「かいふく」参照のスキルは0.5倍
- 「こうげき」参照のスキルは2倍
というのは変わりません。
あまり独自に火力計算をしている人はいないかと思いますが、「なぜか計算が合わない!」という場合にはこれがわるさをしている可能性が高いです。
他にもハートボックスを巻き込むことで回復する量なども変化しているかもしれませんが、このあたりの検証はしていません。
コンボについて
ギルイベではボスへの挑戦人数に応じてコンボボーナスというものが設定されています。
挑んでいる人数に応じて補正がかかり、50コンボでちょうど2倍のダメージが出るようになっています。
逆転ステージでのコンボのかかり方は特段難しくないのですが、逆転補正と攻撃回復逆転のおかげで複雑に感じられます。
簡単な覚え方としては、
逆転補正が0.5倍のステータスにコンボがかかる
というものがあります。
つまり、
- 「かいふく」参照のスキルはコンボがのる
- 「こうげき」参照のスキルはコンボがのらない
ということです。
ちなみに逆転補正の時と同じで、ラビダンリーダーでも上記の通りコンボがのります。
スライドスキルを使った大技
特にギルイベ終盤の逆転全盾ボスは、非常に難易度が高く、体力も多く、時間がかかります。
そのため、デーモンサーバント・アポストロスといったデッキの並びを変えるスキルが好んで使われます。
これらのデッキをスライド可能なスキルを使うことで、同時にたくさんのスキルを使うことができるようになるため、特大のダメージを出せるようになります。
熱砂シリーズなどを使った「無限タフネス」
大ダメージを受けても体力1を残す、タフネスというリダスキの中には、体力が最大でありさえすれば、何度でも1残して耐えられるカードがあります。
一般的にぷよクエでは回復より体力のほうが高くなるため、大幅に回復不足になります。
そのため、この何度も耐えられるリダスキを活かせる機会はありません。
しかし逆転ステージにおいては、「こうげき」の値で回復することができるため、膨大な量の回復ができるようになります。
(「こうげき」は「かいふく」よりはるかに高いですからね)
このように逆転ステージでタフネスを使って、相手の体力を何回も耐える戦術を「無限タフネス」と言います。
「無限タフネス」からは、さらに闇の天使をリーダーにすることで麻痺とチャージのみで相手の攻撃を完封できる「麻痺チャージ」に繋がれることが多いです。
この「無限タフネス+麻痺チャージ」は現在、逆転ステージの主要な攻略方法になっています。
無限タフネス麻痺チャージについては奥が深いのでまた別途に記事を書くかもしれません。
デッキ例
「かいふく」参照のスキルを使う
メインのスキル:闇の天使、聖夜の天使、シグ ver.神山誠十郎など
基本的には闇の天使が一番強いのでこれを使っていきます。
ただしシグ ver.神山誠十郎は、リダスキが上述の「無限タフネス」で、スキルが「かいふく」参照であるため、一人二役をこなすことができます。
枠の短縮は火力アップに、そして時間の短縮につながるため、スピード命のギルイベでは使われることが多くなりそうです。
(初出が前回のギルイベ後なのでまだギルイベで使われたことはありません)
以下に紹介するデッキは主に全盾を想定しています。
全盾以外のデッキでも基本的な枠組みは変わらないので、全盾でしか効果のない盾破壊の枠(マジカルウォールシリーズなど)を何か適当なカードに変えてください。
耐久闇天使砲
オーソドックスなデッキです。
闇天使を強化できるエンハンス枠として、通常エンハンスの蒸気シグ、盾破壊のフェーン、怯え状態異常のエルドゥールを入れます。
逆転ステージの闇天使砲に乗せられるエンハンスは以上の3つだけです。
(他に幻獣プリンセスのチャージもありますがあまり使われません)
余った枠は雅楽師を入れてループ回数を増やしたり、闇天使をたくさん入れて1周あたりのダメージを増加させると良いでしょう。
私は闇天使を3枚入れるのが好みです。
ループしなくても、闇天使を3枚撃てれば1億ダメージを狙えます。
ちなみに蒸気シグのリダスキは上述した「さらに」の効果があるため弱体化(5.2倍→4倍)していますが、それでも逆転ステージで最強クラスのカードです。
無限タフネス闇天使砲
タワーが低かったり、ギルイベでも1400階以降の逆転ボスともなると、高耐久のデッキでも耐えられなくなってしまいます。
そこで先ほど紹介した無限タフネスの出番です。
リーダーにサゴを据えることで、ハートボックス1~2個(コンボ数や育成などで変わります)を消すだけで全回復ができます。
これでタフネス貫通攻撃をしないボスであれば絶対に倒されることがなくなります。
熱砂をリーダーにするとどうしてもダメージが減ってしまうので、大ダメージを狙いたい方は下の麻痺チャージをやりましょう。
耐久麻痺チャージ闇天使砲
イノハをリーダーにして、スキルが溜まるまで無限タフネスで耐えます。
スキルが溜まったらイノハのかばうスキルでリーダーをスイッチし、麻痺→チャージとスキルを使います。
あとは麻痺とチャージを3ターンごとに使い続ければ、相手に行動をさせずに一方的に麻痺を乗せた闇天使砲を相手にぶつけられるというわけです。
この戦法を初めに考えた人は本当にすごいと思います。
現在、耐久出来ない逆転階では最強のデッキです。
色によっては4色を超えてしまって蒸気魔導のスキルが弱くなったりするので、(赤とか青)雅楽師をタマシイの悪魔に変えるなど工夫してみてください。
麻痺チャージのスキル発動がスムーズにできるということが、ギルイベ上級者の1つの指標ではないかと思います。
「こうげき」参照のスキルを使うデッキ
メインのスキル:童話系を使ったなぞり消し、ラフィソル・サタン&カーバンクルなどのスキル砲
逆転ステージではダメージが不足がちなので、スキル砲よりも大ダメージが狙える童話系を使ったなぞり消しをメインに使った方が良いでしょう。
ただしメインはさらに1つ下の項のラビットダンサー採用デッキです。
スライドしないデッキはあまり使われているのを見たことがありません。
あまり使ったことはないですが、かつては耐久闇天使砲より強かったとかなんとか。
闇天使が☆7になった今ではあまり目にしないですね。
加速リダスキやスキルがないためスピードが遅いこと、耐久が微妙なことが問題点です。
(でも計算したら結構強くてビックリ)
「こうげき」参照のスキルとラビットダンサーのリダスキを組み合わせるデッキ
メインのスキル:童話系を使ったなぞり消し
ラビットダンサーのリダスキは、逆転と同じ効果をもたらすものです。
これを逆転ステージで使うと、逆の逆、ということでつまり普段と同じダメージ計算で挑めるようになるわけです。
ラビダンのリダスキが実質1倍になっているにも関わらず、条件エンハンスを使えることや強力なフェスのステータスで攻撃できることから、闇天使スキルと同等かそれ以上の特大ダメージを出すことが可能です。
おまけに、
- スキルを溜める間は回復値が高い(耐久しやすい)
- 逆転補正も2倍のまま
ということでなかなかスキのないデッキになります。
現状、逆転で最も大ダメージを出せるデッキです。
ただしその分難易度もとても高いです。
ぷよ消しに自信がある方はやってみてもいいかもしれません。
3ターンも殴れるのでかなりロマンがありますね。
手順は、
- スキルを溜めてデモサバを使う。4番目のカード(エニシ)をリーダーに
- 控えのカードのスキルを溜めて、すべて使う
- デモサバを使ってラビットダンサー(アズラク)をリーダーにする
- 残りのスキルを使って分離消し
という感じです。
かなり応用が効くので、デッキの組み方を理解しておくと良いでしょう。
入れるスキルの系統が決まっているので、これを覚えるだけで様々な組み方ができるようになります。
ラビダン殴りの基本パーツ
- エンハンス
- 条件エンハンス
- 全属性攻撃化(ワイルド)
- 童話系
- 盾破壊
- 怯えor怒り
- 連続攻撃化or連撃化
- デーモンサーバントorアポストロス
…2回スライドするので必須です。必然的に青と紫以外で組むのは難易度が高いです。 - ラビットダンサー
…最後にリーダーにすることで、逆転ステージの効果を(ほとんど)打ち消してくれます。スキルは使いません。てかそもそも光りません。 - 自由枠
…普通に組む場合は雅楽師を入れるのが良いでしょう。
他にも2枚目の連撃化スキル(かざみどりのザラとか)を入れるのもロマンがあると思います。
・・・ということで、ここまで逆転ステージについて簡単に見てきましたがいかがだったでしょうか。
この記事を読んでくださった方の中で、1人でも逆転ステージに対する苦手意識を払拭してくだされば幸いです。
また細かい点について質問や要望がありましたら、Twitterやコメント欄でお知らせくださいませ。
それでは!
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