魔人シリーズ(星7)の使い方【ぷよクエ】

オールスター

総評

「ついに登場した最強のクエスト周回カード」


誰もが待ち望んだシリーズが星7化を達成しました。
2020年3月6日にフルシュが星7になり、過去の傾向からしておそらく毎月1色の星7が解放されます。

高い各種倍率と強力なステータスのおかげで、最強の追撃ダメージを相手全体に与えることが可能です。
収集イベント、襲来イベント、通常クエストなどをたくさん周回する場合に非常に便利です。
また星7に進化させることで、全カード中最強の追撃火力を出すことができます。

スキルも強力な全属性攻撃化(ワイルド化)です。
発動数や生成するチャンスぷよの数、ターン数の違いなどの点で、天騎士シリーズ(SP)、魔界シリーズ、乙姫セリリ・レガムントなどとはまた違った使用感になります。

リーダースキル

緑属性カードの攻撃力と体力を3.2倍にし、味方ターン終了時に、このカードが「こうげき」×2の追加全体攻撃
※バトルでの追撃は1体のみ


説明はフルシュ(緑)のものです。
星6時点ではリダスキ倍率2.3倍、追撃補正1.7倍です。
星7に進化したことでこの両方の値とステータスが上昇し、大幅な火力アップを達成しました。普段のバトルでも使いやすそう。

ただしその強力すぎる追加効果ゆえか、リダスキの倍率はギルドイベントなど強力なボスを相手するには少し物足りない印象です。
スキルを使いたい場合にはおとなしく他のカードをリーダーにしたほうが無難でしょう。

また追撃は麻痺や封印状態でない限りは勝手に発動するため、とことんの塔の末尾5階などの開幕反射を避けられない点は注意が必要です。

他の追撃カードとの比較

タワボは3倍(マックス)で計算。


2017年12月4日に星7になって以来、2年以上も最強の追撃カードであり続けた怪盗キッドがついに陥落。

キッドはリダスキ2.5、追撃倍率2.0なので、3.2・2.0の魔人とはやはり差が付きます。(ステータスはほぼ同じ)
追撃はリダサポで2回、リダスキ倍率がかかるので、リダスキの見た目の差以上にダメージの差が大きくなります。(リダスキの倍率差の二乗に比例)

フルシュが等倍の色だけでなく、キッドの副属性が弱点をつける対黄色においてもフルシュのほうが強力です。

ちなみに対赤の火力は、アイン(青)>カーン(赤)>キッド(青)となります。

スキル

効果:フィールド上の色ぷよをランダムで5個チャンスぷよに変え、3ターンの間、緑属性カードをどの色の連鎖でも攻撃するようにする(通常攻撃のみ)
発動条件:みどりぷよを50個消す


星6のスキルをベースに強化したもの。
発動数が5つ減り、チャンスぷよが生成されるようになりました。
メインの効果は変わらず、強力かつ分離消しデッキにほぼ必須の、全属性攻撃化スキル(ワイルド化)です。

全属性攻撃化スキルは少しずつ効果の異なるカードが何種類かあるので、用途に合わせて使い分けることになります。

ライバルカードとの比較

魔人


唯一のこうげきタイプ。
連続攻撃化スキルと龍人の演舞シリーズを組み合わせる場合などにファーストチョイスになります。
チャンスぷよがたくさん作れるので、大ダメージを狙いたい場合にも採用しやすいです。(チャンスぷよを多く巻き込むほど大連鎖チャンスの連鎖数は伸びます)

半面、発動数が多いので、使う場合は何かしらの工夫がほしいところです。
例えばきいろいサタンと組み合わせたスライドデッキや、きらめくルルー系を同時に採用するなどすると良いですね。

魔界・P5主人公


発動数が早いのがメリット。
後述するアザウィアを除けば一番早いです。

こちらはギルイベ1400-1600の全盾など体力が低く、特大ダメージが必要ない場合などに重宝します。
また発動数が2倍になるとことんの塔や召喚士襲来イベントなどでも使いやすいです。

チャンスぷよは作ってくれないので、童話系の中でもチャンスぷよを生成するカードと相性良好。
しろいフェーリ、ひらめきのクルーク、はなざかりのチキータとはそれぞれコンビネーションが組めるのもメリットです。

また魔界シリーズは全属性攻撃化スキルでは珍しく副属性がないので、蒸気魔導シリーズを活かしやすいメリットもあります。

天騎士


魔人やレガムント系を持っているならそちらの方が良いので、基本的には妥協案になります。

強いて言えば、バランスタイプなのでどうしても真理賢者をエンハンスに採用せざるを得ない場合や、逆転階でスタメン回復値殴りをしたい場合には使うかも。

いずれにしても積極的には採用するべきではありません。

天騎士(SP)


とっくんで獲得できるスキル。
こちらもレガムント系の下位互換ですが、全属性に対応しているのは他の非フェスカードにはないメリット。
特に天騎士は副属性も持っているので、5色揃えつつ他の色のカードを強化したい場合などの穴埋めに役立ちます。

発動数も比較的少なめなので、通常の天騎士スキルよりは使いやすいです。

乙姫セリリ・スノヒメ・レガムント

孤高の騎士は星7解放も一人だった


唯一のフェス星7。
当然のことながらステータス、リダスキ、スキルのいずれも高水準です。

チャンスぷよの生成方法が独特で、スキルを発動した直後と毎ターン終了時にそれぞれ1つずつ生成します。この効果は3ターン続きます。

一見すると2ターン目以降も確実にチャンスぷよを巻き込めるようにも見えますが、実際は変なところがチャンスぷよに変わって全く巻き込めないこともあります。

発動数も45と若干多めなので、急いでいるときは魔界や天宮さくらのほうが適任の場合も多いです。

他に特筆すべきは、リダスキが非常に強力でスライドデッキの5番目(スライド後のリーダー)に据えられる数少ない全属性攻撃化スキルである点です。
特にレガムントはリダスキで味方全体を5倍にできて、スキルもすべての色を強化できるのが魅力です。

アザウィア

アザウィアも登場時一人だったことはナイショである


継続ターン数の少なさとコンビネーション以外はすべてが完璧なカード。
実はフェス星7なのでは?

発動数の35は同系統で最速。
早く発動して意味のあるスキルではありませんが、スキルレベルを上げる必要がないとも取れます。

副属性も強力なかざみどりのザラ、きらめくルルーとかぶっていますし、チャンスぷよも5個と申し分のない数です。

ちゃっかり味方全体にかかるので、副属性の良さも併せて穴埋め役にもなれます。(緑は不足しがち)
多色では埋めにくい色を埋めつつ、単色では蒸気魔導を邪魔しないというのはすごいことですね。

かいふくタイプなので最近の全盾ボスにありがちな「こうげき・バランスタイプに攻撃」なども無効化できますし、序盤の回復殴りにも活躍します。

天宮さくら


乙姫セリリと相互互換のカードです。
発動数と副属性による単色適正・チャンスぷよによる瞬間火力では天宮さくらに分があり、
継続ターン数とチャンスぷよの持続供給・多色での色埋め力では乙姫セリリに分があります。

リダスキも見事に分担されていて、開幕チャンスぷよで加速できる天宮さくらに対して、乙姫セリリは4倍の超耐久と火力の高さが魅力です。

アザウィアよりはスペックで劣りますが、総じて全属性攻撃化スキルの中では強力かつ使いやすいほうです。(アザウィアが強すぎるんや)

デッキ例


発動数の多さを補うために雅楽師+ひらめきのクルークを採用。
これならまず間違いなくスライド後4ターン以内に控えを光らせることができるでしょう。


きいろいサタン採用ver.
チャンスぷよがあるので控えを光らせるのは簡単です。
問題はスタメンを光らせるのが大変だということ。
火力は申し分ないです。


こうげきタイプのカード中心に組んでみました。
リーダーに良さそうなカードがいないなど課題が多め。
今後の新カードに期待ですね。

魔人シリーズのまとめ

  • 待ち望んだ最強の追撃
    →他の追撃より2周り以上強い
  • 強力な全属性攻撃化スキル
    →チャンスぷよもたくさん作ってくれる
  • 総じてオールスター枠の中でもリダスキ・スキルともに強力なシリーズ

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