2020年3月はじめのフェス、ジーニアスナイトクルークについての簡単な考察です。おそらく前後編。
後編は普通のカード考察記事にすると思います。
ジーニアスナイトと影山
今回のフェス、ジーニアスナイトクルークには影山飛雄という最高の相棒がいます。
(日向とは)
まずこのジーニアスナイトクルークと影山を組み合わせた火力を計算します。
ジーニアスナイトクルークの攻撃力は特訓MAXで5733。
(レベルMAX4033+500+1200)
コンビが乗れば6879.6、これが15連続の攻撃を行います。
さらに影山のエンハンスの8倍を乗せると・・・
6879.6×15×8=825552となります。
ジーニアスナイト影山のだいたいの火力が分かったところで、おおきいポポイを使ったデッキと比較してどのような条件でどちらが強くなるか?といったことを論じてまいります。
おおきいポポイデッキとの比較
おおきいポポイの火力はどうでしょうか。
ここで重要なのは組み合わせるエンハンスのチョイス。
ジーニアスナイトの場合は影山くんという8倍もの高倍率を誇るエンハンスがいましたが、紫には他にもさまざまな強力エンハンスがあります。
①キングオブさかな王子
エンハンス4倍+怯えで味方全体を実質8倍にするヤバいカード。
今回のギルイベでも等倍とは思えない超火力を紫が出してくれたのは彼のおかげです。
キングオブさかな王子を単体で使った場合、影山と同じ8倍相当のエンハンスとして計算できます。
つまりはジーニアスナイトクルークとおおきいポポイのエンハンス倍率は共に同じ。
このような場合により強力なのはどちらでしょう?
この問いは結構難しいです。
なぜなら
- 自分のみを15連撃
- 味方全体を4連続攻撃
という2つのスキルは時と場合によってどちらが強力か変わるからです。
たしかにこの系統の先駆者であるかざみどりのザラが出たころ、その当時は圧倒的な火力でした。かざみどりのザラのステータスが周りのカードと比べても極めて高いものでしたからね。
しかしながら、フェスを含め星7カードが増え、さらには蒸気シリーズが席巻する今のぷよクエにおいては、かつての圧倒的な優位性は失われています。
単純に考えてみましょう。
味方全体を4連続攻撃化するというのは、味方の攻撃回数を6回から24回に増やすということです。
対して15連撃カードの攻撃回数は、他のカードも含めて攻撃回数を6回から20回に増やしているわけです。
この時点で攻撃回数は4連撃の方が上。
フェスや蒸気の増えた今では15連撃カードのステータスが平均以下とほとんど変わらないなんてこともあります。
よって、デッキの平均ステータスが高いデッキでは4連続攻撃のほうが強力というわけです。
では紫ではどうでしょうか。
ジーニアスナイトクルークも強力なフェスです。
しかも今おおきいポポイと組み合わせているのは、蒸気に比べればステータスの低いキングオブさかな王子。
こういったきわどい場合にはやはり地道な計算が必要でしょう。
私は普段、火力係数を使った計算をしていますが、今回は際どい結果になりそうなので実数値で比較してみます。
やはりジーニアスナイトクルークよりもおおきいポポイのほうが強力ですね。
3枚目はおおきいポポイの星7考慮バージョンです。
ちなみにリダスキの差を同じ条件に変えた場合でも、現在既におおきいポポイデッキのほうが強力です。
星7について
上で既に計算に使ってしまいましたが、私はおおきいポポイの星7は5連続攻撃じゃないかなーと予想しています。
理由は同じ連続攻撃であるルリシアが、[星6→星7]で、[3.6倍相当→4.5倍相当]と0.9倍強化されているからです。
この傾向を踏襲するならば、星6で4連続攻撃のおおきいポポイが、星7で1倍増えて5連続攻撃になるのがありえそうだなと思います。
ステータスはほかの星7たいりょくタイプフェスのステータスから類推して、 4751程度と予想しています。
②しゅんげきのルルー
ジーニアスナイトクルークはキングオブさかな王子を相手しては分が悪いことがわかりました。
それならキング王子が生かせない環境を作ってやりましょう。
つまりジーニアスナイトも怯えを使うのです。
これなら影山のエンハンス8倍はそのままに、キング王子の方だけエンハンスが4倍にまで下がります。
このように怯えと組み合わせるエンハンスを考える場合、おおきいポポイ側がエンハンス役としてしゅんげきのルルーを採用するのが理にかなっているでしょう。
- 影山(8倍)+怯え→16倍
- しゅんルル(5倍)+怯え→10倍
さあこれで分からなくなってきました。はたしてエンハンス1.6倍もの差を覆す力を、連続攻撃チームは持っているのでしょうか?
計算してみると、現状ではジーニアスナイトクルークが強力、おおきいポポイの星7を考慮するとほぼ互角となります。
サロメの枠を工夫すれば2ターン連続で殴ることも可能なので、よほどのことがない限りジーニアスナイトクルークのほうが強力でしょうね。
リダスキではしゅんげきのルルーのほうが強力なので、リダスキを同じものにする場合はジーニアスナイトクルークが優勢。
いずれも「現状」のダメージなので、例えばたゆたうルファスが星7になったりするとまた変わってきます。
ただし現状のギルイベではわざわざスライドしなくても耐えられるボスがほとんどです。
攻略スピードが速いギルドでは、ジーニアスナイトクルークやおおきいポポイの出番は難所やエクストラボスでの大ダメージなどに限られてしまいそうです。
難所を考慮する場合、ジーニアスナイトクルークのリダスキ:タフネスも大いに活きてきそうです。
今回はおおきいポポイとの比較にとどめますが、後編ではそのあたりにも触れていこうかと思います。
まとめ
- スタメンで戦う場合は、おおきいポポイが強力
- スライドデッキで怯え込みで戦う場合は、ジーニアスナイトクルークが強力
- おおきいポポイが星7になってもスライドでは互角だが、ターン数でジーニアスナイトクルークが優勢
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